保育所・幼稚園等での子育て・親育ち支援
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乳幼児期は子どもの生涯にわたる人格形成にとってきわめて重要な時期であり、身近な大人とのかかわりが重要です
乳幼児期によりよい親子関係をしっかりと築いていくことが大切

乳幼児期に親や身近な大人に愛されて育つことは、人を信じる心や自尊感情が育まれ、生きる力の基礎を育むことにつながります。

しかし、核家族化や厳しい経済状況を背景に子どもに向き合う時間や心のゆとりがもてない保護者や子育てに不安や悩みを感じ抱えている保護者が多くなっています。
また、地域でお互いに助け合ったり、支え合ったりする意識が弱くなっており、これまで家庭や地域で育まれていた子育ての知恵や助け合いが受け継がれなくなってきている現状があります。
そこで、親が子育てを通じての喜びや大変さも味わいながら、子どもの成長や子育てを楽しんでいけるように支援していくことを
高知県では「親育ち支援」とよび、親育ち支援のための取組を行っています。
保育者は「親育ち支援」を行う重要な存在です

保育所・幼稚園等では、子どもの保育と同時に、施設に通う子どもたちの保護者や地域に暮らす子育て家庭に対する支援が求められています。
保育者は、その専門性を生かして、保護者に寄り添いながら支援を行うことが必要です。
保育者が保護者と交流し、子どもへの愛情や成長を喜ぶ気持ちを共感し合うことによって、保護者は子育てへの意欲や自信を膨らませることができます。
保護者自身が子育てに自信をもち、子育てを楽しいと感じることができるような保育者の働きかけ、環境づくりが大事なのです。

保育所・幼稚園等の役割
- 子育てに関する相談や助言
- 保護者同士が交流する場の提供や交流の促進
- 子育て支援に関する情報の提供 等があります